「保名」


清元。本名題「深山桜及兼樹振」(みやまのはなとどかぬえだ

ぶり)作曲:清沢万吉(初代清元斎兵衛)、作詞:篠田金治、

文化十五年(1818)三月、江戸都座、七変化舞踊の一つと

して、三世尾上菊五郎により初演。その時の「小袖物くるい」が

「保名」として残っています。許嫁の榊の前が死んだ為に狂乱

し、形見の小袖を持ち、打ちひしがれさ迷い歩く阿倍保名の姿

が描かれています。*************************************

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