「玉屋」


清元。本名題「おどけ俄煮珠取」(おどけにわかしゃぼん

のたまとり)天保3年(1832)7月、江戸中村座が初演

で2世中村芝翫によって踊られました。「蔓一筋加賀文台」

という狂言の2番目「本町丸艫舳稲妻」の大詰め祭礼の場

で踊られた四変化舞踊の一つです。作詞は2世瀬川如皐、

作曲、初世清元斎兵衛(初世清元栄次郎と言う説も)、振付

2世藤間勘十郎。シャボン玉売りの事を描いた曲で、曲中に

「玉尽くし」「おどけ節」が入っている楽しい曲です。*****

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