「末広がり」

長唄、「末広狩」とも書く。本名題「雅美鳥末広」(わか

みどりすえひろがり)安政元年(1854)3月江戸中村

座初演。作曲:十世杵屋六左衛門、作詞:三世桜田治助

「花観台大和文庫」の序幕に劇中劇として上演され、振付

は四世藤間勘十郎。狂言の「末広がり」から題材を得てま

すが女大名に変え恋の使いに太郎冠者を使う所が異なります。

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