「お光狂乱」


常磐津。本名題「初恋千種の濡事」(はつこいちぐさのぬれごと)

鶴屋南北作、「心中翌日噂」の改作にあたり、改作:三世瀬川如皐

作曲:五世岸沢式佐(四世古式部)、文久の頃(1861〜1863)

に出来たとされます。お染久松で有名な久松の許婚のお光が、

お染に許婚を奪われた悲しみのあまり狂乱する物語で、船頭と

矢場の女がからみます。3段続き浄瑠璃の中の巻です。*****

戻る用語集に戻る