作曲:九世杵屋六左衛門、振付:初世市山七十郎。文化八
年(1811)三月、江戸中村座において三世中村歌右衛門
により、七変化「遅桜手爾波七字」(おそざくらてにはのなな
もじ)の1つとして初演。越後から出てきて軽業などを見せる
角兵衛獅子を描く曲で、頭の上に獅子頭を乗せたっつけ袴
前太鼓を打ちながら踊ったり、綾竹、布晒、足には1本歯
の下駄を履いて踊るなど、浜唄や晒の合方が入ってる曲と
同様に変化に富む踊りになっています。***************
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