「雨の五郎」


長唄。作詞:三升屋二三治、作曲:十世杵屋六左衛門

振付:四世西川扇蔵。天保十二年(1841)七月、

江戸中村座において、三世尾上多見蔵が初演。本名題

「八重九重花姿絵」(やえここのえはなのすがたえ)同年

六月浅草で箱根荒人神の開帳に当て込んだ為、後半の

歌詞にその様子が描かかれていて、曽我五郎が大磯の

廓へ化粧坂の少将へ会いに行く道中を描いた曲。単に

「五郎」、「五郎時致」とも言います。***********

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