「ぽっくり」


木履。下駄の1種で下駄の底をくり抜き、空洞にした

中に鈴を2〜3個付け、穴のふちに滑り止めにフェルト

などが張ってあります。その穴が歩くと「カッポカッポ」

と音がするので「ぽっくり」「こっぽり」と呼ばれます。

舞踊では主に畳表のない黒塗りが用いられますが、

「京の四季」「舞妓」などは畳表を付けた物を用います。

鼻緒は赤だけと赤と黄色のビロードの「ニコク」があり

ます。「羽の禿」「戻駕」「幻お七」などで用いられます。

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