「鞨鼓」

これは雅楽で使われる打楽器で、皮の張ってある打つ面と

その両方の皮をつなぐ胴の長さも六寸(18センチほど)、

六寸の胴返しとも言われます。皮の中心には巴紋、回りは

牡丹唐草。帯に差込み安定させる通称ベロが付いていて、

赤の丸ぐけ紐を帯の上で後ろに廻し、結んで固定します。

撥は金の箔置きで、握る部分(ツカミ)は赤地錦が巻いて

ある、長さ八寸の先細りです。**********************

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